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アロエ事典

アロエの生い立ち

 アロエという名は、アラビア語あるいはヘブライ語の「苦い」に相当し、 アロエがもつ独特な苦みから命名されたと云われている。
 アロエの歴史は古く、古代エジプトのピラミッドから発見された、 古代の医学書『エーベルス・パピルス』(紀元前1550年刊行)には 既に薬草としてアロエの名が記されている。
 紀元前4世紀にマケドニア帝国を築いたアレクサンダー大王は、 哲学者アリストテレスからアロエの効能を聞き、アロエの自生地である アフリカのソコトラ島を占領し、遠征時には必ずアロエを持参し、 将兵の病気の予防、怪我の治療、健康維持に用いたと言われる。 こうしてアロエはヨーロッパ全土に広まっていくことになる。
 紀元後1世紀にローマ皇帝ネロの侍医ディオスコリディスが書いた 『ギリシャ本草』を見ると、アロエには便秘を改善する効用、胃をきれいにする効用、 肌を引き締める効用皮膚病を治す効用、その他、打撲、痔、口中の病気、 抜け毛等に効果があることが記されており、 クレオパトラもアロエの化粧水を愛用していたと言われている。
 7世紀に入ると、アロエはシルクロードを通じて中国に伝えられる。 中国でのアロエについての最初の記述は、 漢方の父と言われる李時珍が著した『本草綱目』である。
 日本にアロエが伝えられたのは、鎌倉時代といわれているが、 普及し始めたのは江戸時代以降のようである。 貝原益軒が『大和本草』の中で、アロエについて 「その味苦くして、気味ともにはなはだ苦きゆえに、虫を殺す」と記しており、 小野蘭山も『本草綱目啓蒙』の中でアロエを「蘆薈(ろかい)」と記録し、 紹介している。
歴 史| 種 類効 能痩 身育 毛栽 培