雑学研究

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アロエ事典

アロエの仲間たち

アロエの原産地は、アフリカやアラビア、地中海沿岸である。 アロエはユリ科アロエ属の多年草を指す総称で、 種類は非常に多く現在約500種類が確認され、 その中で薬効成分が発見されているものは50種類以上ある。 ここでは代表的な3種類を紹介する。

アロエベラ
 アロエベラとはギシリャ語で「真実のアロエ」という意味で、 原産地は西インド諸島のバルバドス島である。 葉が大きく、充分に成長したものでは1枚が長さ1m、 重さ3kgになることもある。
 現在、アメリカ西南部やメキシコなどで盛んに栽培されている。 キダチに比べると寒さに弱く、伊豆でも路地では冬を越せない。 欧米では薬事法に載っているのでアロインを除去しないと 食品や化粧品として使うことができない。 またヌルヌルの多糖体(ムチン質)が多く、 保水性に優れる等の良さもあり、化粧品への利用が高まっている。
ケープアロエ
主に南アフリカで栽培されている。 葉が厚く、硬いとげが多い。株分けや挿し木はできず、種子で増やす。 日本では医薬品原料専用で、食品や化粧品への使用は禁止されている。 大腸性下剤として、常習性便秘薬に用いられる。
キダチアロエ
 キダチアロエの学術名を直訳すると「小高い木のようになるアロエ」 という意味である。 原産地は高温で乾燥した南アフリカだが、日本に入るまでに寒さや 湿気に強くなったと考えられている。 繁殖力も旺盛で、挿し木で増やすことができる。
 近年、日本ガン学会や日本薬学会で優れた成分があること、 副作用がないことが発表され、その価値が再認識されている。 小型種だが有効成分のアロインも多く、味も良い。 薬事法に載っていないので、医薬品の主原料にはならない。 だから、食品や化粧品の原料として使用が認められている。 アロエベラは、食品や化粧品にはアロインを除去しなければならないが、 キダチアロエは全部丸ごと使用できるのが特徴である。
アロインの含有量(生薬1g中)
含有量(mg)アロエの種類
0.53キダチアロエ
0.46アロエベラ
0.35アロエフェニックス
0.09不夜城
0.06アロエムタビリス
0.05雑種
0.001シャボンアロエ

歴 史| 種 類| 効 能痩 身育 毛栽 培