雑学研究

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栽培事典

栽培の基礎
必要な養分
・植物の生育には、光、適当な温度、水分に加え、養分が必要
・養分には、
 三栄養素(チッソ、リン、カリウム)と
 微量要素(カルシウム、マグネシウム、マンガン、鉄、亜鉛など)がある
・チッソは、
 植物の成長や、葉が緑になるために必要な栄養素
 少ないと葉が黄色くなり、多いと花実がつきにくい
・リンは、
 生育を促進させる栄養素
 不足すると、成長が悪くなり、開花が遅れる
・カリウムは、
 澱粉やタンパク質の合成に必要な栄養素
 少ないと葉が黒ずんで斑ができ、多いと養分の吸収を妨げる

肥料の種類
・有機肥料
 植物、魚、動物、動物の排泄物などから作った肥料
 即効性はないが、長持ちするので元肥として使われる
 有機物なので臭うものがある
・化成肥料・化学肥料・無機肥料
 病虫害を受けにくく、臭いがほとんどない
 即効性があるが、水に流れるので追肥として使われる
・複合肥料
 三要素と微量要素を配合した肥料
 元肥タイプ・追肥タイプがある
・専用肥料
 特定の植物向けに調合した肥料

有機肥料の種類
名称成分使用法
油粕・魚粕チッソが多い 元肥では土に入れ、追肥では水がめに2週間ほど置き、上澄みを薄めて使う
鶏糞三要素・微量要素 元肥として、植物を植える1〜2週間前に入れる
骨粉リンが多い 堆肥と一緒に使う
堆肥三要素・微量要素 全体にまくか、溝を掘って与える
園芸用肥料三要素・微量要素 根の周りにまく

肥料の与え方
・元肥
 植える2〜3週間前に遅効性・緩効性の肥料を入れる
 一般的には用土に混ぜる
 球根の場合、触れない場所に入れる
・置き肥
 土の上か土の上の方に緩効性の肥料を入れる
 水を与えるたびに染み込む
・追肥
 水で薄めるものは規定通りに薄める
 直接与えるものは事前に水を与える
・活力剤(アンプル剤)
 肥料ではない
 弱った場合に使うと良い
・やり過ぎに気をつける
 与え過ぎは、濃度障害を起こし、根の水分が失われる
 葉が黄色くなったり、枯れたりする
 気温が高い時に何度も肥料を与えると、水分が蒸発して濃くなる

用土
・通気性を良くする
 通気性が悪いと、養分の吸収が悪くなり、根ぐされを起こす

用土の種類
名称有機物通気性保水性備考
黒土
赤玉
赤玉土
 中 小 大 関東台地の火山灰土で、表層が黒土、下層が赤土。赤土を乾燥させたものが赤玉土
荒木田土 少 小 大 田や河川敷の下層土。単独使用すると個湿するので、砂を混ぜる
鹿沼土 少 中 大 栃木県鹿沼の軽石火山砂
川砂 - 大 中 保水性があり、通気を良くする
富士砂
浅間砂
 - 大 小 火山砂で、山草栽培に使われる

土壌改良剤
・土が粒上になったものは、水はけと通気性が良い
・土壌改良剤を土に混ぜると団粒化が促進される
・土壌改良剤の種類
 無機質系:パーライト、バーミキュライト、ポバール
 有機質系:ピートモス、腐葉土