雑学研究

ホーム> 研究室> 生活・文化> 栽培事典>

栽培事典

害虫駆除
農薬の使用方法
・正確な濃度で
 乳剤や水和剤は希釈して使うものが多い
 混ざりにくいものや詰まりやすいものがあるので、噴霧器で薄めない
・混合時の注意点
 殺虫剤同士や殺菌剤同士を混ぜない
 石灰硫黄合剤やマシン油乳剤は混合しない
・天候に気をつける
 強風の日、雨が降りそうな日、気温が高い日、霧の日は避ける
・散布時の注意点
 ゴーグル、マスク、ゴム手袋をする
 風上や奥から散布する
・散布液が残ったら
 希釈した液は残さずに、不足している部分にや根元に散布する
・散布後は
 使用した器具を十分に洗って乾燥させる
 洗眼やうがいを行い、露出していた部分を洗う
・ペットへの毒性
 A〜Dの四段階で表示されている
 市販されているものはAかBが多い
 ペットは別の場所に移動し、池はシートで覆う

病害虫に気づいたら
・自分でわからない場合には専門家に聞く
・症状が出ている葉や茎を持参するか、写真を持参する

アブラムシ
・特徴
 新芽、つぼみ、葉の表裏に群生する1〜3mm程度の害虫
 色は、緑、茶、黒、赤などがある
・被害
 植物の汁を吸うので、葉の色が悪くなったり、枝やつぼみがしおれる
 ひどい場合には枯れることもある
 モザイク病などの病原菌を媒介することもある
・発生期
 春から秋まで
 真夏の猛暑には減少する
・駆除方法
 乳剤(マラソン、スミチオン、レルダン)やオルトランCを散布する
 生き残ったものは抵抗力がつくので、2・3種類の薬剤を使い分ける
 オルトラン粒剤、アンチオ粒剤を根元に与えると1ヶ月程度は予防効果がある
 アリが繁殖を助けている場合もあるので、アリも駆除する
 アリにはアリアトールが効果がある

毛虫・青虫
・特徴
 蝶や蛾の幼虫
 夜行性のものが多く、昼間は葉裏などにいる
 糸で巣を作って群生するものもいる
・被害
 新芽や葉を食害する
 木が丸坊主になることもある
 地面に黒い糞が散乱する
・発生期
 4〜10月
 種類によって発生期が異なる
・駆除方法
 乳剤(マラソン、スミチオン、レルダン、ティップレックス)やオルトランCを散布する
 マラソンは成虫には効果がないので、幼虫に使用する
 昼間は目立たないところに潜んでいるので、念入りに散布する
 巣を作っている場合には、枝を切って焼く

カイガラムシ
・特徴
 幹、枝、葉の表裏に2〜10mm程度の塊がつき、普通は動かない
 形は、カイガラ状、綿状のものなどがある
 色は、白、黄、木肌色などがある
・被害
 植物の汁を吸うので、群生されるとしおれたり、枯れたりする
 モザイク病や萎縮病などを媒介することもある
・発生期
 一年中
 繁殖期は5〜8月
・駆除方法
 成虫はロウ質に覆われるので、マラソンやスミチオンでは駆除できない
 12〜2月に石灰硫黄合剤かマシン油乳剤を散布する
 5〜8月にエアータック、ボルン、オルトラン水和剤を散布する

うどんこ病
・特徴
 カビによって発生する
 葉や茎に白い粉をまいたような状態になる
・被害
 白い粉に覆われたり、斑点ができる
 葉がよじれたり、枯れることもある
・発生期
 5〜6月、9〜10月の雨の後
 長雨の後に発病することが多い
・駆除方法
 ベンレート、モレスタンなどの水和剤を10日ごとに3回ほど散布する
 12〜3月に石灰硫黄合剤を散布する