雑学研究

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政治学


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政治
人間が他者を巻き込み、一定の社会目的を実現する時、 @他者を含む共同の決定秩序をいかに作るか(統治、自治、現実問題)、 A他者を含む決定をどのようにするか(政策、決定の理論、方法の問題)を扱う

権力
政治権力=一定の地域社会の住民すべてが究極的に従うべきものとして成立した力

政治権力の特質
@権威:すべての住民が服従すべきものとして政治的権威を持つ
A強制力:すべての住民を服従させることが可能な身体的強制力を持つ
B伝達力:すべての住民に対して決定を下し、それを伝達できる

政治権力の本質
権力実体説:権力を実体と見る
 治者を重視(強制)、民主主義の発達の低い国々
権力関係説:権力を治者と被治者との相互関係と見る
 被治者を重視(同意)、アングロサクソン系の学者に多い説

権力分立の本質
@国家権力から国民の自由を守る
A不可避的摩擦により権力の乱用を防止する
B権力によって権力を抑制する
C政治的に中立な原理

政党
政党の本質
@政権の獲得と保持を目的とする
A一定の綱領・政策に基づいて人々が自由に結合する政治団体
B長期的、永続的団体
C国民的利益の増進を主張

政党の機能
@利益集約(争点の明確化)
A代表機能
B世論指導
C法律作成
D行政に対してリーダー的機能
E野党の場合、政権交代の受け皿
F大統領制では候補者指名

選挙
意義
@統治者の選出
A政治権力の正当化
B政治参加の機会

近代選挙の基本原理
@普通選挙:身分、性別などで差別しない(⇔制限選挙)
A平等選挙:選挙権の価値が平等(⇔差別選挙)
B直接選挙:直接議員を選ぶ(⇔間接選挙)
C秘密選挙:無記名投票(⇔公開選挙)

選挙制度
大選挙区制:選挙区から代表を複数選出する
小選挙区制:選挙区から代表を一人選出する
比例代表制:各政党が得票数に比例して、議席を獲得する

議会
議会の機能
@社会の統合
A立法(=法律制定)
B代表機能(議員=国民選出)
C行政部形成(=政府の人事決定 除:大統領制)
D行政部統制(予算決議権、国民調査権、不信任決議権)
E指導者選抜・養成
F教育機能(問題→マスメディア→有権者)

議会主義の形骸化
@社会的同質性の崩壊
A議会主権(行政府の監督)の喪失
   ←行政国家への移行(政府提出法案・委任立法の増大)
   =議会の立法機能の低下

行政
官僚制の特質
@分業の合理化
A階統制
B公私の分離
C文書による事務処理
D専門能力中心(能力による採用)

官僚制の逆機能
@権威主義
Aリーダーシップの欠如
B形式的合理性=実質的非合理性
C自律性を獲得→権力追求
   (目的的存在への転化)

行政部の民主的統制
@司法的統制:違憲立法審査権
A立法的統制:予算決議
B会計検査院
C情報公開、住民参加(=住民の発言権)

地方自治
地方自治の型
@団体自治:法律的・制度的側面(大陸系)
   国からの委任という形で地方に自治権を付与
   (必ずしも民主政治と結びつくとは言えない)
A住民自治:政治的意味(アングロ・サクソン系)
   住民の自治本来の意義から出発するアプローチ
   (民主政治と密接に結合)

行政事務
@固有事務
  本来自治体として行うべき事務
  権限、財源を自治体が持つ
A委任事務
  国が行うべき行政事務の一部を自治体に委任した事務
   団体委任事務=団体に業務を委任
    費用:一定比率、国の補助金を支出
   機関委任事務=首長に業務を委任
    費用:原則として国が負担

地方自治のメリット
@身近できめ細かな行政サービスの提供
A新しい行政の実験
B権力運用、政策決定への参加機会増大
   リコール、イニシアチブ(発案)、レファレンダム(直接投票)
C政治教育の場の確保
D中央権力の乱用の防止
E「非天下政党」への政治的チャンスの提供

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